最近Winnyに関する事件が流れていますが、一体Winnyって何?
Winny(ウィニー)とは「パソコン内のファイル共有・交換ソフト」と呼ばれるソフトの一つです。
その名の通り、パソコンの中に入っているファイル(写真や音楽、映像、ワード、エクセル)を他の人と共有するソフトです。
「共有?誰と何を共有するの?」
ズバリ、Winnyをパソコンにインストールした人同士で、Winnyを持っている人が登録したファイルの一覧を共有します。
一覧の中から欲しいファイルを指定すると、そのファイルを持っている人のパソコンから自動的に指定したファイルを交換してくれます。
どうして色々な情報が流出するの?
一つの原因としてWinnyを使っている人に感染するウィルスが悪さをし、その人の持っている重要なデータも全部他の人と共有できるようにしてしまうものがあるためです。そのため、意図していないのに重要な情報が外部に流れることもあります。
例えば、何かのファイルを交換しようとWinnyをパソコンに入れ、Winnyのウィルスにかかるとマイピクチャーに入っている団体旅行の写真が他の人のパソコンに勝手に流れたりします。
Winnyは違法なの?winnyを持っている人は悪い人?
Winnyやファイル共有(交換)ソフトを持っていたり、起動していたりするだけで即違法と言うわけではありません。使っているだけ・違法性のないファイルを交換している分には問題ありません。
ですが、「知らない」で著作権のある音楽ファイルや映画を交換すると違反になります。「知らない」という言葉では済まされません。
また、市販されていないファイルでも、持っているだけで違法となるファイル(児童ポルノなど)や、名簿や住所・氏名を含む個人情報などは刑法には問われなくても損害賠償請求訴訟の対象になります。
気をつけてインターネットライフを楽しみましょう♪