最近、USBフラッシュメモリーに感染するウイルスが猛威をふるっています。
感染すると、USBフラッシュメモリーに保存した写真などのデータが消されてしまったり、
接続したパソコンにさまざまな不調をきたす可能性があります。
今回は、もしもの時のために、USBフラッシュメモリーへの感染を予防する方法をお伝えします!
☆蛇足☆ USBウイルスとは?
通常のコンピュータウイルスの場合、電子メールに添付された怪しいファイルや、怪しいホームページにアクセスしてしまった時に感染することが多いのですが、USBウイルスは、USBフラッシュメモリーを「挿しただけ」で自動的に動作してしまいます。そのため、感染・発症例が通常のものより多く報告されています。
さて早速やってみましょう!
1.お持ちのUSBフラッシュメモリーを、パソコンに接続します。
2.スタートボタンを押し、スタートメニューから、「コンピュータ」(XPの場合は「マイコンピュータ」)をクリックします。
Vistaの場合:
XPの場合:
3.「リムーバブルディスク」をダブルクリックします(これはお持ちのUSBフラッシュメモリーによって異なる名前になっている場合もあります)。
4.USBフラッシュメモリーの中身が表示されました。
5.余白の白い部分を右クリックし、「新規作成」にマウスを合わせた後、「フォルダ」をクリックします。
6.「新しいフォルダ」という名前のフォルダが作成されるので、この名前をautorun.infに書き換えます。
※うっかりEnterを押したり他をクリックしてしまった場合は、「新しいフォルダ」を右クリックし、メニューから「名前の変更」をクリックして再チャレンジしましょう。
7.以下のように、「autorun.inf」という名前の空のフォルダができれば完成です。
☆蛇足☆ 「autorun.inf」って何?
「autorun.inf」という名前のファイルは、よくパソコンソフトや、雑誌付録のCD-ROMやDVD-ROMに入っていて、「CDやDVDを入れたら、自動で中にある○○のソフトを起動しましょう」などという命令が書き込まれています。USBウイルスは、これを意図的に書き換えることで、悪意のあるウイルスを起動させようとします。
今回は、先に「autorun.inf」というフォルダを作ってしまうことで、ウイルスがautorun.infをいじれないようにしています。
おつかれさまでした。
これで、USBフラッシュメモリーをパソコンに挿しても、勝手に危険なウイルスが起動することはありません。
一安心ですね♪