一年でもっともパソコンに熱中する、年賀状の季節がやって来ましたね!
今回は、ワードの図形機能を少し応用して、年賀状のデザインにワンポイント加える技を紹介します。
[塗りつぶし]には画像を指定できる
ワード内に入力できる図形には[塗りつぶし]として単色やグラデーションの色をつけることができますが、実はこの部分に画像をはめ込む事ができるのをご存知ですか?
例えば金箔をはめ込んでゴージャスに、あるいは千代紙をはめ込んだりして切り絵のような雰囲気に。
早速試してみましょう!
画像を入手する
画像はすでに用意してあるものを使うか、インターネットから入手しましょう。ここではGoogle画像検索を使った検索方法を紹介します。
1. まず、Google画像検索のページにアクセスします。
//images.google.co.jp/
3. 結果画面に、たくさんの金箔画像が表示されます。気に入ったものをクリックしましょう。
4. クリックすると画像が拡大して表示されます。なお、ここであまりにも画像が小さかったり、ぼやけていたりあるいは荒く表示されるものはワードにはおすすめできません。一旦戻って別の画像を探しましょう。
5. 気に入った画像であれば、画像部分を右クリックして[名前をつけて画像を保存」をクリック、好きなフォルダーへ画像を保存しましょう。
図形の塗りつぶしにはめ込んでみよう
1. ワードを起動して、[挿入]→[図形]から好きな図形を描きます。
2. 図形をクリックした状態で、[描画ツール 書式]メニュー内の[図形の塗りつぶし」右にある▼をクリックし、[図]を選択します。
3. ファイルを選択する画面が出るので、先ほど保存した画像を選択しましょう。
はめ込み画像の引き伸ばしを調整する
先ほどの画像の状態だと、図形の縁の部分が白くなってしまっています。これは元の金箔画像の縁の部分がそのまま表示されてしまっている状態です。同じような状態になった場合は次のようにして修正しましょう。
1. 図形を右クリックして[図形の書式設定]をクリックします。
2. 左メニューから[塗りつぶし]を選択し、[引き伸ばしの比率調整]の[上][下][左][右]それぞれの数値をマイナスに指定します。適切な数値は元の画像によって違うので、最初は-20%前後にしてみて、そこから調整してみましょう。できたら[閉じる]をクリックします。
3. 縁の部分が綺麗になりました。さらに枠線を線なしにして完成です!
あなたの年賀状にもぜひワンポイントを加えてみてください!