マリと子犬の物語

昨夜見た映画「マリと子犬の物語」 雪が降った夜の映画館・新宿は、流石に空いていました。

今月は、4本映画を見る事を目標にしています。

解説:

新潟県山古志村に住む仲良し兄妹、亮太と彩。母親は病気で亡くなり、父親と祖父の4人家族だった。ある日、彩は原っぱで捨て犬を拾う。父親が犬嫌いのため、一度は諦めようとするが、彩はひとりぼっちの子犬を見捨てる事ができない。父親も彩の優しい心に負け、一家で飼う事になった。マリと名づけられた子犬はすくすくと成長し、ある日、子犬を3匹産んだ。家族が増えて彩と亮太は大喜び。そんな時、山古志村を悲劇が襲った…。

2004年に起きた新潟県中越地震の被災地、山古志村で生き抜いた母犬マリと3匹の子犬たちの物語。村人たちが避難した後、村に遺された母犬マリは、自然の厳しさと戦いながら、たった1匹で3匹の子犬を守り抜いたのだ。16日後、無事救助された犬たちのエピソードは、住む所を失くし、失意の底にいた人々に生きる勇気を与えた。

中越地震の被害にあい無人になった村で、生きていく犬(マリ)と子犬3匹の物語です。

以前「南極物語」を見た時にも涙を流しました。

ハンカチを用意して心の準備もして見始めたこの映画。。。

中越地震の余震の恐さも、筆舌に絶するものがあります。

誰もいなくなった村で、3匹の子犬の餌を探すマリ。

鳩を狙う辺りの描写は、素晴らしかったですね。

子犬へのカラスの逆襲を、必死に追い払うマリ。

母ならではの態度でしたね。

演出も上手いと思いましたが、それ以上にマリの演技?彩ちゃんの名演技に泣かされます。

一夜明けて目が覚めた時にも、爽やかな余韻が残っていました。

評判通りの素晴らしい映画です。!(^^)!

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