母の背中

昨夜は、締め切りの仕事が一つ終わったマミコです。

仕上がったそのレポートを送付の為、郵便局の本局へ遅い時間によりました。

その道すがら自宅までの道、美味しい御蕎麦やさんが未だ開いていて。

「食べて行く?」と聞くitoitoに

「愚痴聞いてくれる?」とマミコは申しました。

ダムの水が溢れ流れるように、滝の水が勢い良く流れ散るように話します。

色々な鬱憤は、山のように溜まっています。

一つ一つクリアして、最近では立派な経営者に育って参りましたが、言っても未だ若い。。。

自分の心の中には、納めきれないほどの悩みはあるはずですから。

itoitoも、若い頃には遠距離電話で母に鬱憤をぶっつけました。愚痴を溢しました。

母は、誰にも話さないって信じていたから。。。

「何も力にはなって上げられないけど、そんな話を聞くくらいだったら、思う存分お喋りなさい」と母は言ってくれましたね。

そんな母が年老いて来て、「もう母に、こんな話を聞かせるのは止めよう」と思ったのは何時頃だったのかしら。

母に最後に会った時、itoitoをつかまえて「パパさんに宜しく伝えて下さい。良い婿を持てて幸せだったと伝えてね」と申しました。

離婚した事は報告していなかったから、何も知らないまま彼の世へ逝きました。

今頃、気がついて驚いているかも知れません。

夜遊びのitoitoに呆れて、手許に置かなくてはと、お迎えに来るかも知れません。(笑)

何か困った事があると、母の背中を思い出します。

幾つになっても娘達に背を見せないよう、itoitoも元気で頑張らなくては。。。